次の旅行は【屋久島】で決まり!東京からのアクセスまとめ

20.05.12

1933年に世界遺産に登録された「屋久島」。

樹齢7200年とも言われる縄文杉、もののけ姫の舞台にもなった苔の世界 白谷雲水峡、九州最高峰を占める山々、透き通った海、エメラルドに輝く川、圧倒的な自然の宝庫。

「 一生に一度は行ってみたい 」

そう考えてる方も多いのではないでしょうか。

今回は東京から屋久島へのアクセス方法をまとめました。
参考にしていただけたら光栄です^^

1、東京から鹿児島へ


屋久島への直行便があるのは大阪福岡のみです。

東京から屋久島への直行便はありません。
なのでまずは鹿児島を目指します。

  • 羽田空港 → 鹿児島空港
    ・JAL
    ・ANA
    ・スカイマーク
    ・ソラシドエア
  • 成田空港 → 鹿児島空港
    ・ジェットスター


航空会社によって出発地は変わってくるのでそれぞれ都合のいいものを。飛行機で約2時間です。

LCCなら往復1万円代も可能です!(時期やセール期間で変動あり)

 
最安検索おすすめ
スカイスキャナー https://www.skyscanner.jp

2、鹿児島から屋久島へ


鹿児島空港へ着いたら、そこから行き方は4つ

  1.  飛行機 当日着
  2.  高速船トッピー 当日着
  3.  フェリー屋久島2 翌昼着
  4.  フェリーはいびすかす(夜行便) 翌朝着

それぞれ値段やかかる時間も違うので、メリットデメリットと一緒にひとつずつみていきます!

① 飛行機

便数1日4~5便 所要約40分
値段片道4,900円〜(ウルトラ先特)

こちらが最も最短ルート。鹿児島空港からそのまま乗り継ぎ、屋久島空港へ向かいます。

JALグループの日本エアコミューター(JAC)が運航していて、75日前まで予約ができるウルトラ先特なら高速船よりも安く行けることも!

とにかく早く行きたい
日程が限られている


そんな方向き。
このルートなら、東京〜鹿児島間も同じJALで航空会社をあわせると乗り継ぎがスムーズで、振替も利くのでおすすめです。

LCCから乗り継ぐ場合の注意点

  • 再度荷物検査からやるので時間には余裕を
  • もし遅延して鹿児島発に乗り遅れても振替不可

ちなみに飛行機と宿がセットになったパックツアーを利用すると、乗り継ぎ時間なども自動で最適なプランを出してくれるので便利です。

こちらもやはりJALグループのJALパックがおすすめ。ポイントやクーポンを使いたい方は楽天やじゃらんからも出ています。

■ JAL公式HP
 https://www.jal.co.jp/jp/ja/

② 高速船トッピー

屋久島行きの高速船トッピー

便数 1日5~6便 
所用 1時間50分~3時間(経由地による)
値段 片道9,200円(往復割引あり)

鹿児島本港から高速船で屋久島へ渡ります。

● 鹿児島空港 ー 鹿児島本港
10分おきに鹿児島市内行きリムジンバスが出ています【1250円約55分】
金生町(キンセイチョウ)で降りて15分歩くか鹿児島中央駅で乗り換え【+160円】

※1時間に1本程度、空港から高速船ターミナル行きもあり


● 鹿児島本港 ー 屋久島
高速船トッピーの乗り場へ着いたら事前予約をしていれば受付で予約番号を伝え、チケットを受け取ります。乗船の1時間前であれば座席指定も可能。

空席があればその場で予約もできます(カード可)

飛行機よりも予約がとりやすくリーズナブル
波に強く、揺れが少ない

座席指定でシートベルト着用必須なので、フェリーのように甲板へ出たり歩き回ることができないのが残念ポイントでもあります。

トッピー乗船の注意

  • 繁忙期や飛行機の欠航が出た場合は満席になる可能性
  • 到着する港は時間によって異なるので要確認(宮之浦 or 安房)
  • 予約は2ヶ月前から公式HPにて
■ トッピー公式HP
  https://www.tykousoku.jp

③ フェリー屋久島2

鹿児島と屋久島を結ぶフェリー屋久島2
宮之浦港から出港するフェリー屋久島2

便数 1日1便【8:30--12:30】4時間
値段片道 5,200円〜(繁忙期、等級で違いあり)


大型のフェリーで鹿児島本港から屋久島に渡ります。

飛行機や高速船に比べて安い
ゆっくりと船旅も楽しみたい方におすすめ

 

ただし8:30発の1日1便のみの運行なので、鹿児島で一泊する必要があります。

乗り場も高速選とは微妙に違うのでご注意ください。


乗船券はターミナル内の券売機で購入が可能です。
2等はいわゆる雑魚寝タイプの大部屋ですが、シャワーや自販機、ゲームコーナーや漫画の貸し出しなどもあるので不便はありません。

甲板にも出られて、天気が良ければ桜島がどーんと綺麗に見えます!

フェリー屋久島2の甲板からの景色
鹿児島本港から見える桜島。トッピー乗り場より
 

やっぱり「船旅」も離島旅行の醍醐味。

船から眺める海も、だんだんと近づいていくあの高揚感も、たまらなく好きなので個人的には船が好きです。

フェリー屋久島2 おすすめポイント!

船内で食べられる名物のうどんが美味しいと評判。ぜひお試しあれ^^

 

フェリー屋久島2 公式HP
 https://ferryyakusima2.com 

以上の3つが鹿児島から屋久島へのメインの行き方です。
そして最後のひとつがちょっと特別

④ フェリー はいびすかす

鹿児島、種子島、屋久島の生活航路を結ぶフェリーはいびすかす。谷山港より。
谷山港に停泊中のフェリーはいびすかす

便数 1日1便【18:00--翌7:00】13時間
値段 片道3,900円

とにかく最安ルートです。

鹿児島から種子島を経由して船中泊、そして翌朝7時着なので朝からフルに屋久島を満喫できます。

こちらなぜ特別かというと、メインは生活物資を運ぶ船、言っちゃえば 貨物船 なんです。
でもちゃんと部屋はあるのでご安心を笑

 
とにかく安く行きたい
バックパッカーの方
時間を有効活用したい方



そんな方におすすめ!
港は谷山港になります。フェリーや高速船が出る鹿児島本港とは全く別の場所なので注意して下さい。




● 鹿児島中央駅 ー 谷山港

鹿児島中央駅(15:48) 〜 谷山港(16:34)
16番乗り場 片道45分 【370円】

駅から出るバスはこの1便のみです。乗り遅れた場合はタクシーです。


● 谷山港 ー 屋久島
谷山港へ着いたら受付で乗船手続きをして(予約は不要)、出発30分前くらいには乗船の案内が始まります。

フェリーはいびすかす

18:00 出発

21:00 種子島到着(停泊、外出不可

5:00  再出発

7:00  屋久島 宮之浦港到着

レストランやシャワー室はない
食糧はカップラーメンの自販のみ
揺れが激しい 

この辺りが問題なければ問題ないです!(笑)

フェリーはいびすかすの船内。毛布と枕は自由に使える。


船内はこんな感じの部屋が6部屋あります。ひとつは授乳室、ひとつは女性専用部屋。

ガソリンの匂いが少し気になりますが、毛布と枕は自由に使えます。(混雑時は先着)コンセントも少ないので、譲り合いで使います。

フェリーはいびすかすは観光客のメインルートではなく、種子島や屋久島の島民の方の生活航路。あとは外国人のバックパッカーが多い印象。
天候によってはかなり揺れるので薬を飲んでおくか、寝ることに専念するのがgood。

食糧は港から徒歩圏内にコンビニもありますが、できれば鹿児島中央駅で翌朝の分も買っておくのが良いです。

はいびすかす おすすめポイント!

  • 船中泊なので一泊分が浮く
  • 一人旅同士の出会いがある
  • 天気がいい日は船から日の出
  • とりあえず、旅感半端ない!
  • とりあえず、ネタになる!!
朝7:00に屋久島、宮之浦港に到着したフェリーはいびすかす。
宮浦港に到着


宮之浦港へ到着してからは、港の待合室が使えます。(トイレ、自販機あり)

宮之浦港前を通るバスは始発が8時頃、レンタカーを予約しても恐らく8時〜8時半からしか借りれないので、1時間ほど時間が空くことになります。

そのことを考えつつ、レンタカーやタクシーの手配をしておきましょう。

はいびすかす乗船注意

  • 港が僻地にあるのでアクセス要確認
  • 食事は事前に準備する(港から徒歩圏内にコンビニあり)
  • 酔い止め必須
  • 船中泊だけどシャワーはなし

いろいろ不便はありますが、安く行けるし早朝に着くのでそのまま朝から山へ行くことも可能です!

時間とお金を有効に使いたい一人旅なんかの方にはおすすめです。

まとめ

屋久島、世界遺産登録記念の碑
  •  最速は飛行機×飛行機
    (乗り継ぎ時間と航空会社は要考慮)
  • 早さと値段どちらも考慮するなら安定の高速船

    → 出発当日に着けるのは以上2つ

  • 時間に余裕があって船旅も楽しみたい方はフェリー屋久島2
  • 安さ重視ならフェリーはいびすかす
    (船中泊、アクセス少し不便)



アクセス方法によって到着場所は宮之浦港安房港屋久島空港と分かれます。

屋久島の観光はその日の目的地によって宿の場所も選ぶのが重要な鍵となってくるので、その辺も考慮に入れつつ予定を組んでみてくださいね!

屋久島からぼ帰りのフェリー屋久島2からの景色。海から屋久島を望む。
フェリー屋久島2のデッキから



未知の土地ってなんだかすごく遠い世界に感じるけど、一度行ってしまえば案外近くに感じられるもの。

行きたい場所が、帰りたい場所に。

みなさんにとっても屋久島がそんな場所になったらいいなあなんて思います。


素敵な屋久島の旅になりますように^^

屋久島、永田の海辺。

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